「白きレジスタンス 真実の刃」(再演)感想

最終更新:2023/08/20

※ネタバレしかないのじゃ(でござる)!

聖恋ちゃん!!!泉先生!!!!みんな!!!!!!幸せになって!!!!!!(断末魔)

「アサルトリリィ☓私立ルドビコ女学院 白きレジスタンス 真実の刃」、現地見してきました。\るどびこ/
一年前の前作「約束の行方」のときは本当に初見も初見だったので演者さんの区別もおぼつきませんでしたが、「シュベスターの祈り・秘密」の予習やリリプロ版もあってキャラは大体覚えられたのもあり、より深く楽しめました。リアルブリ様だー!!とか(心のなかで)叫びながら楽しませていただきました。
もちろん飛び入り入学でもおそらく楽しめるよ!俺を信じろ!

感想は……「理想」でした。
ずっと求めてさまよっていたのは「剣に込められた女たちの感情がぶつかり合うスペクタクル」だったのだ、と実感。冗談抜きで全員主役で、舞台というコンテンツ性を活かしきったキャラコンテンツの理想を垣間見ました。
「華やかな少女の華麗な戦い」であるアニメ版と「運命に翻弄される少女のあがき」であるルド女(と御台場)。どっちも理想です。アサルトリリィ無限に続け。
調べたらあれだけのメインキャスト人数で演じる舞台はそうないらしいみたいですね…。それでいてハズレ配役がいないのも凄まじいです。オーディションの労力だけでぞっとします。本当に愛されているんだなぁ…!

伏線を全回収する都合もあり今回はメイン敵であるヒュージはどちらかというと端役で、黒幕的存在「GEHENA」の内乱とそれに対するリリィたちの抵抗がメインでした。
アニメ版9話も合わせ、「力に溺れる人の弱さ」と(穏健派GEHENAも含む)「それを跳ね返し乗り越える愛」の熾烈な戦いで、なんというか…言葉が出ねぇ!語りたいのに出ねぇ!語彙力~~~~!!!!
全体的にハードな展開でしたが、アサルトリリィ全体に関わる大きな救いは「GEHENAや教導官にもリリィを心から想っている者がいる」ことでしょうか。
個人的解釈としてアサルトリリィの真の根幹は「人間讃歌」だと想っているので、そこを濃密に描いてくれたのは本当に素晴らしかったです。ありがとリリィ。

そして人間讃歌といえば…そうですね。百合です。(??????????)
今作は直接的百合は控えめでしたがせれらいゆりさち(「ラスバレ」実装組)は殿堂入りとして(?)特に熱かったのは花蓮ちゃん周りで、シュベスターの想いに応えてレアスキルに覚醒した場面は涙がちょちょぎれました。王道って…いいよな!
あとはモニカちゃんの苦悩、清涼剤ここめいなど、キャラについて語るとだいたい百合になります。アサルトゆりんゆりんは伊達じゃないね!

ということで最高でした。(2度目)
本音を言うと今までアサルトリリィに関しては「ここまで出来すぎたコンテンツ、幻覚じゃないのか」と想ってたのですが(?)現実でした(?????????)
「女性オンリーの2.5次元の草分け」という歴史的コンテンツ、本当に10年戦ってほしいしそこまで育てたいですね…!

\るどびこ ふぉーえばー/